ネタバレになるといけないので、詳しくは書かないでおこうと思いますが、「オイシイ舞台だったなぁ」というのが、率直な感想。
山本クン、松岡クン、SILVAの歌をナマでたくさん聴けたのが、なんといっても一番。
3人ともさすがにウマイです。でも、SILVAの歌がちょっと少なかったのは残念だったかな。もっと聴きたかったデス。
面白いなぁと思ったのは、山本クンと松岡クンが2人で歌う場面、山本ファンは山本クンがいる方、松岡ファンは松岡クンがいる方を向くので、観客がどちらを見に来たか、はっきりわかること(笑)
私はもちろん山本クンを見てました(^^ゞ
「ブルーハーツ」の曲に関しては、私自身は特にファンではなかったので、懐かしいとか嬉しいという感慨はなかったけど、昔ファンだった人は涙ものかも。
芝居自体は、まずまずというところでしょうか。
3時間以上ある長い芝居(途中15分の休憩あり)だったけど、飽きずに楽しめたし、けっこう笑えたし。(が、「日野」でウケたのは、ほとんど私だけだった・・・。)
でも、確かに楽しくて笑えるエネルギッシュな舞台ではあったのだけど、作・演出の鴻上尚史氏が、いわゆる青春時代に何にあこがれていたのか、どんなふうに夢を持っていたのかが垣間見えただけでなく、中年になった今、老いることになんとか抵抗しようとしている…彼のそんな姿もちょっと見えてしまったりしたのは、私だけでしょうか。
「リンダ リンダ」
http://www.thirdstage.com/knet/lindalinda/pre.html