でも目的は、お参りじゃなくて(不信心モノー)、縁日の屋台。
初庚申の日に食べてすっごくおいしかった韓国料理とベトナム料理(フォー)をもう一度食べたかったのですが、残念ながら出店していませんでした。ガックリ。
全体的に、初庚申の日ほど賑やかではなかったです。
なので、初庚申の日に出会ったおばあさまが教えてくださった食堂にて昼間っから飲んで帰ってきました。
庚申の日というのは、道教に基づくもので、古くから庚申講という集まりが行われてきたそうです。
なぜかというと、人間の頭と腹と足には三尸(さんし)の虫(彭侯子・彭常子・命児子)というものがいて、いつもその人の悪事を監視しており、庚申の日の夜寝ている間にその三尸の虫が天に登って天帝に日頃の行いを報告し、罪状によっては寿命が縮められることもあるため、三尸の虫が天に登れないように、この夜は皆で集まって神々を祀り、その後、寝ずに酒盛りなどをして夜を明かしたのだとか。
うーむ、三尸の虫というのは、イヤなヤツらですな。
仏教では、帝釈天を庚申の本尊の1つにしているところから、この日縁日となっているようです。
想像ですが、こういう民間信仰には、日頃時の為政者によって押さえつけられていた民衆のウサを晴らす目的もあったのではないかと思うので、昼間っから飲むのも、ま、間違いではないかと(笑)
でもきっと夜、三尸の虫に報告に報告されちゃたでしょうね。