例年より今年はちょっと涼しいためか8分咲きといった感じでしたが、多くの人がハナショウブを楽しみに来ていました。
実は元々はハナショウブやカキツバタは好きな花ではなかったのですが、最近、なんとなく日本的でいいなぁと思うようになってきました。年をとってきたってことでしょうか(笑)
ハナショウブは、日本各地に自生していたアヤメ科のノハナショウブを改良して作られたそうで、江戸時代には堀切の小高園を中心にさまざまに品種改良がなされ、現在では2000種もあるとか。
系統的には、大きく分けて、この堀切を中心に発達してきた江戸系、熊本で発達した肥後系、伊勢の国(三重)を中心に発達した伊勢系の3つがあるそうです。
そういえば、三重県の県花は確かハナショウブだったような…。
また、花の形(花弁の数など)によって「三英咲き」「六英咲き」「十二単」などの呼び名があるようですし、花弁の模様も「ぼかし」「筋入り」「絞り」などの種類分けがあるようです。
名前の付け方がなんとも日本的で粋なカンジですね。
あんまりうまくない写真ですが、よろしければお楽しみくださいませ〜。
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菖蒲まつりは、6月1日〜20日、水元公園と堀切菖蒲園で開催されています。
葛飾菖蒲まつり
菖蒲まつりの期間、公園内の特設会場で陶器祭りも開催されています。
いけないいけないと思いながら、また買ってしまいました…。
引越しのとき、かなりの食器を処分し、食器棚も1つ処分してきたのに、最近、また陶器が増えつつあります。
でも、今回は笠間に工房を持っていらっしゃる方のお店が出てて、以前笠間に行ったときにもこの方の器を気に入って買ってきたのですが、今回はまた珍しい色の器があったので、どうしても欲しくなっちゃったんですよね。
時々関東各地のデパート等で個展も開いていらっしゃるので、機会があったら是非ご覧になってみてください。