と同時に、じみじみ感じることもあったのでした。
94年当時F1を見ていた人は、きっと誰しも、このサンマリノGPには特別の思いがあると思います。
おそらく一生、忘れること、消し去ることのできない思いが。
ファンである私たちがそうなのですから、きっとミハエルもそうだと思うんです。
今年、状況があの時に似ていると思いました。
あの時、偉大なるドライバーを超えようとしていたのは、まだ生意気な小僧だったミハエル、で、今、偉大なドライバーとなって、若者たちの目標となっているのが、ミハエル。
あの時、偉大なるドライバーは開幕から2戦をリタイヤしノーポイントで、若きミハエルは2連勝でサンマリノGPを迎えたのでした。
いよいよ世代交代の時がやってきたのか…、いや、そうは簡単にいかないのではないか…、誰しもさまざまな思いがあったと思います。
が、偉大なるドライバーは、若きミハエルに自らを乗り越えさせることなく、永遠に手の届かないところに逝ってしまったのでした。
今年、「皇帝」とまで言われるようになったミハエルはたった2ポイントで、若者たちの中でポストミハエルに最も近いといわれているアロンソは3連勝で、サンマリノを迎えました。
しかも、ミハエルは予選14番手(グリッドは13番手)からのスタートという、絶望的な状況で。
…なんとなくあの時のことが思い出されます。
しかし、ミハエルはやはりミハエルでした。
琢磨も大好きで、応援してます。昨年のアメリカGPの時は嬉しくて泣きました。
ホンダファンとしては、BARの復調は嬉しいし、バトンの3位、琢磨の5位を心から賞賛します。
アロンソも19歳という若さでF1デビューしたときから注目してきました。年齢に似合わぬ精神力、テクニック、クールな受け答え、ミハエルを超えるのはコイツしかいないだろうと思います。
でも、でも、驚異的な走りで3位にまでポジションアップし、バリエンテアルタで鮮やかにバトンを抜き去り、最後の最後までアロンソを追い詰め、抜こうとしていたミハエル、その走り、気迫に鳥肌が立ちました。
きっとミハエルは、あの時、目標としていたアイルトンを失ったこのサーキットでは、無様な走りはできないのだと思います。
そしてアロンソに対し、堂々と受けて立ってやろうとしているのだと思います。
こういう走りを見せてくれるから、私は、このドライバーが誰より好きなんだと、あらためて思ったGPでした。
優勝 F.アロンソ(ルノー)
2位 M.シューマッハー(フェラーリ)
3位 J.バトン(BAR)
4位 A.ブルツ(マクラーレン)
5位 佐藤琢磨(BAR)
6位 J.ビルヌーブ(ザウバー)
7位 J.トゥルーリ(トヨタ)
8位 N.ハイドフェルド(ウイリアムズ)
一瞬画面に映ったブリアトーレの笑顔が印象的でした。
自らが発掘し、育成した2人の新旧ドライバーが鎬を削る、嬉しかったんでしょうねぇ。
昨年、新選組フェスタで儲けたといわれるH市B市長も大のFー1ファンで昨日の事を聞いたら良かった、よかったと喜んでおりました。多分k−1も好きです。
MUNNの希望 やっぱりタイヤ交換もしてほしい。クルーもまだ間がとれていない。スタート時のシグナルが周回表示で見えていなかった?
約2名、場違いがモデルで頑張ってほしい。
そうだ!今年はモナコへ、掛け声のみゥ〜ワン♪
面白かったですね〜。
92年のモナコ、思い出しましたよー。
「ここはモナコ、モンテカルロ」(by三宅アナ)
やはりヨーロッパラウンドから本格スタートって感じですね。
F&Hの今後の巻き返しに、本気で期待できそうですね。
タイヤ交換ないと、なんかピット寂しいですよね。私もそう思います。
スタートのシグナル、かろうじて1コ見えてたと思います。
B市長、K-1もお好きなのですか。
なんだか私と趣味合います(笑)
わたくしも、こちらにもTBさせてもらいました<m(_ _)m>
わたしも
ミハエルか琢磨ががんばってくれるのが
一番嬉しいです。
今回の走りはさすがでしたよね。
できたら、やっぱり最後は抜いて欲しかったなぁ。
次のGPが早く来ないかと楽しみです。
本当に面白いレースで、久々に手に汗握りました。
最後、抜いて欲しかったですねぇ。
が、周回遅れをあえて抜かない作戦も含めて、ミハエルをブロックし続けたアロンソの冷静さ、テクニック、精神力…あれで23歳とは、まったくすごいヤツだと思いました。
こんなすごいドライバーたちを見出すブリアトーレ、この人もすごいおっちゃんですね。