BAR、やはり燃料をバラストとして使用?
サンマリノGP後に車検を担当したスチュワードは、BARのジェンソン・バトン車に重量規定違反を認めながらも不問に付していたが、その後、チームはFIA国際裁判所より、同グランプリの失格および向こう2戦の出場停止という裁定を下された。
バトンのマシンは、サンマリノGP後に車重測定を再三にわたって受け、パルクフェルメに6時間留め置かれた。しかし車検にあたった3人のスチュワードは、バルクヘッドの裏にフュエルチャンバーが隠されていたことが発覚したと確認しながらも、最終的には何のペナルティーも科さない旨の決定を下した。このチャンバーの存在は、燃料をバラストとして使用していることを隠そうとする意図を感じさせるものであり、さらに、燃料をバラストとして使っていたと考えると、給油の直前には規定重量を下回る状態で走行していた可能性も十分にあるとみられる。しかしこの2点については検査官が証明することができなかったため、バトンは今季初表彰台であり初ポイントを保持することが許可された。
その後、FIAがこの“お咎めなし”の裁定に異議を申し立てて、この件はFIA国際裁判所に持ち込まれた結果、ペナルティーが科されたわけだが、これに対しBAR側は何らかのアクションを起こす姿勢を示している。
BAR、スペインGP出場を目指し、民事訴訟へ?
サンマリノGPでの車両の最低重量規定違反を問われていたBARは、スペインGPおよびモナコGPの2戦の出場停止という処分を下された。しかしチーム側はこれを不服として、レースに出場すべく何らかのアクションを起こすようだ。
ヒアリングを終えたFIAは、BARに対しては、サンマリノGPでのジェンソン・バトンおよび佐藤琢磨の失格および、2戦の出場停止(および6カ月の執行猶予期間)の処分が下されたとの発表を行った。
BARのふたりがサンマリノGPのリザルトから除外となったことで、マクラーレンのアレックス・ブルツが3位に繰り上がり、ポイント圏外だったマーク・ウエーバーとビタントニオ・リウッツィがそれぞれ7位、8位となり、ポイントを得る結果となった。
しかしBAR側は、出場停止処分を覆すべく、アクションを起こそうとしているようだ。水曜にパリで行われたヒアリングでチームの弁護人を務めたデイビッド・パニック氏は、現在ロンドンにて対策を検討しており、おそらく民事訴訟を起こすことになりそうだ。しかし、スペインGPに出場するには、土曜午後の予選前までには何らかの手続きが完了していなければならない。<以下略>
スペイン出場に向けてBAR側は奔走しているようですが、時間的に厳しそうかなぁ。
それにしても、ホントに燃料をバラストとして使用してたんでしょうか、BAR。
でもそれがレギュレーション違反かどうかはまた別問題で、レギュレーション(今年のは特に穴だらけらしいし)に明確に規定されていないのならそれは一種の作戦とも言えますものねぇ。
なにはともあれ、続報を待ちましょう。
以下追記
Nifty F1より
B.A.R、バトンの離脱が決定的に
B.A.Rチームが裁定通りこの2戦を欠場した場合、ジェンソン・バトンのチーム離脱は決定的になりそうだ。
これまでの報道によれば、バトンとチームの今シーズンの契約には「パフォーマンス条項」があり、8月末(第13戦ハンガリーGP終了時)の段階で「ランキング首位に対して75%以上のポイント獲得ができない場合にはバトンが自由に移籍できる」とされているからだ。
もとよりかなりチーム側に厳しい条件の上に、バトンは今回サンマリノGPの6ポイントが剥奪されて再びノーポイント。さらに第6戦モナコまで欠場ということになると、事実上残った7戦で上記条項のクリアは不可能に近いと言える。
やっぱ、そうなりますか…。
auto-webのこの記事も興味深いけど、そこまで考えてF1見たくないなぁ。たとえ事実だとしても。
スペイン欠場に続き、モナコ欠場も決まったようですね。残念ですが…。
はぁ〜〜(溜息)
大変な事になりましたね…。本当に出られないのかと思うと残念でなりません。
民事訴訟で仮処分申請が通ったとしてもスペイン開幕まであと数時間…間に合うのか心配です。
とりあえず、スペイン欠場となったようですね。残念です…。
モナコはどうなるのか、今後に注目していきたいと思います。
贔屓のジェンスがシーズン途中で降板してウイリアムズにも乗れなかったら、わたくし鼻血も出ませんわ…。
はああ、、、、、。
ジェンス、どうなるのでしょうねぇ。
婚約者とも破局したとか…?
琢磨ともども、ヨーロッパGPで、元気よく、調子よく復活して、FIAに目にもの見せて欲しいですね。
頑張れ、ジェンス!