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2005年02月10日

「源氏絵 ―華やかなる王朝の世界―」展

所用で都心に出かけたついでに、出光美術館で開催中の「源氏絵」展を見てきました。
源氏物語を題材にしたやまと絵ばかりで、なおかつ伝俵屋宗達作品が4点展示されてるとなれば、私にとってはかなり嬉しい展覧会ですから、見逃すわけにはいきません。

室町時代から江戸時代の屏風絵が中心で、土佐派系の作品の他は多くが作者不詳のものでしたが、どの作品も源氏物語の雅びな世界を優美にあるいは華やかに描いたものでした。
個人的には、古い時代のものの方が新しい時代のものより、より雅びな感じを受けました。(江戸時代のものは、描かれている人物が、貴族的というより武家風なのですよ。)
特に、近年見つかったらしい室町時代の伝土佐光信の「『源氏物語 藤裏葉(古写本)』の表紙絵」と桃山時代の伝土佐光吉「源氏物語図屏風」がステキでした。
が、やっぱり「国宝 源氏物語絵巻」の品格、優雅さ、情感あふれる構図にはチトかなわないかな…というのが、率直な感想かな。

さて、伝宗達ですが、いずれも「源氏物語図屏風残闕」、つまり屏風絵の一部でした。かつては屏風だったものがバラバラにされて掛け軸などに表装されたものです。うう、もったいない…。
場面(題材)は、「葵」2点、「桐壺」、「少女」の4点でしたが、「葵」の1点を除く3点は同じタッチの絵で、宗達自身の手になるかどうかはわかりませんが、宗達工房の作品の特徴が出ていたと思います。特に、登場人物のすっとぼけた表情が(笑)。
が、1点はどうかなー? 一番保存状態もよく、雅びな作品ですが、えらくまとも。登場人物の顔もよすぎるような気がします(笑)って、「ホンマに宗達ファンかいな」なコメントですね。
コレ↓です。(購入したポストカードを取り込みました)
genji_sotastu.jpg

まあ、宗達工房もこういうキッチリとした作品も制作していたのかもですね。
あと、参考展示として、伝宗達の「伊勢物語図屏風」が展示されていて、ちょっとラッキー。これがなかなかよかったです。

しかし、あらためて感じたのは「源氏物語」のすごさ。
書かれた平安時代から現代に至るまで、いつの時代にも読み継がれ、語り継がれるだけではなく、さまざまなカタチで描かれ続けている…そんな物語は他にはないのではないでしょうか。
偉大なり紫式部。

「源氏絵 ―華やかなる王朝の世界―」展
出光美術館
2005年1月8日(土)〜3月6日(日)

<「国宝 源氏物語絵巻」に関する情報>
愛・地球博(愛知万博)の行われる今年、70周年を迎える名古屋の徳川美術館では、「源氏物語絵巻」に関する特別展示がいくつか予定されているようです。
●よみがえる源氏物語絵巻 −完成した復元を中心に−
平成17年4月16日(土)〜5月22日(日)
(NHKでも放送された復元プロジェクト。その完成品が展示される。)
●絵画でつづる源氏物語
平成17年10月1日(土)〜11月6日(日)
●国宝 源氏物語絵巻
平成17年11月12日(土)〜12月4日(日)
(10年ぶりに徳川美術館蔵の絵巻と五島美術館蔵の絵巻が一堂に会する。)

どれも見たいなぁ…。
posted by 六条 at 23:59| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(1) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月24日

国芳・暁斎展

kuniyoshi.jpg

昨日、東京駅の「東京ステーションギャラリー」で開催されていた「国芳・暁斎展」の最終日に行ってきました。
かなり前に招待券をいただいていたのですが、引越しでなかなか行くことができず、最終日になんとか行くことができました。
実は浮世絵はあまり好きではないのですが、国芳の“ぶっとびな”作品はけっこう好きで、かつて一度国芳ばかりを集めた展覧会に行ったことがあります。
今回は、ぶっとびな作品はあまりなく、まともな(笑)役者絵とか美人画が多くありました。国芳はまともな作品を見ると、その画力の高さがよくわかりますね。それゆえに、ぶっとびな作品を生み出すことができたのでしょうね。
役者絵が禁じられていた時期には、歌舞伎の舞台の模様を役者に似せた蛙が演じている設定にして描いていたり、子供の落書きのようなタッチで役者絵を描いたりしていたようです。これらの作品がなかなか面白かったです。
暁斎という人については、実は全然知りませんでした。幕末から明治にかけて活躍した絵師(画家)のようですが、この人は妖怪や魑魅魍魎好きだったようです(笑)
京極夏彦氏あたりがご覧になったら大喜びしそうな作品がたくさんありました。
ちょっと変わり者の絵師2人の展覧会、まずまず楽しめました。
posted by 六条 at 18:10| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(2) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月16日

伊能忠敬の日本地図展

InouTadataka

10月7日(木)、F1日本GP観戦のための帰省のついでに、名古屋の徳川美術館に寄り道して、「伊能忠敬の日本地図展」を見てきました。
2001年にワシントンの米国議会図書館で伊能忠敬の「大図」の写し207枚が見つかり、今年から来年にかけて全国各地を巡回しての里帰り展が開催されていますが、徳川美術館もその1つ。
発見された大図のうち、東海地方に関係の深い地域のものが数点展示されていました。

面白いのは、こういう場合誰しも、自分の家のある地域や出身地が、当時どんなふうに地図に書かれていたのかが気になってしまうのでしょう、皆、同じように自分の地元を探しているようでした(笑)
もちろん私も実家のあるあたりを探してみたのですが、残念ながらそこには山が書かれているだけでした。あははは、やっぱり。

伊能忠敬という人は、名主や村方後見を50歳まで努め上げた後、隠居となってから江戸に出て、自分よりはるかに若い高橋至時に弟子入りして天文学を学び、73歳の死の直前まで足で歩いて日本地図の作成を行ったというすごい人。
この人の生き方は、定年後の人生が長い現代の我々にとても勇気を与えてくれます。

ほぼ正確に測量された地形、細かく書き込まれた地名を見るに、人間、その気になればこんなにすごいことができるんだなぁと忠敬の偉業に感動するとともに、私も頑張らなくちゃと元気が出てくる思いでした。

徳川美術館
http://www.cjn.or.jp/tokugawa/
posted by 六条 at 01:27| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月06日

日本の美 琳派展 2004

raijin

昨日、日本橋三越本店で開催が始まった「日本の美 琳派展 2004」に行って来ました。
先日の東京国立近代美術館での「RIMPA展」に引き続き、今度もまた今まで見たことのない俵屋宗達の絵をたくさん見ることができ、またまた宗達さんからパワーをもらいました。
(もちろん、光琳や乾山、抱一、其一らの作品も多数ありましたが、なにせ宗達ファンなもので…)

その昔、尾形光琳をバックアップして、光琳模様の呉服を作っていた三井家に始まり、今から100年前には、現在の琳派作品が「琳派」というとらえ方すらされていなかったような時代に「尾形光琳展」を開催して、元禄ブーム、琳派ブームを巻き起こした三越です。すばらしい作品を集めています。

中でも、写真の「雷神図屏風」は近年見つかったものだそうで、今回初公開の作品。
雷神のポーズや屏風からはみ出ているところ、たらし込みで描かれた雲のカンジなんかは、有名な建仁寺所蔵の「風神雷神図屏風」とよく似ています。
が、こちらの雷神さんは、龍のような長いお顔で、表情もけっこう怖いデス(^^;
輪郭も太いし、太鼓も建仁寺のものに比べると大きいなどなど、様々な点が異なっています。
また、建仁寺のは屏風にしては異色の二曲一双ですが、これは一般的な六曲。対になるはずの屏風に関しての記述等はまったくなかったので、見つかっていないかすでにないかだと思いますが、あれば、おそらく風神が描かれているのでしょう。
なんとなく宗達のタッチとは違うように感じましたが、素人目で見た感想なので、アテにはなりませんけどね。

建仁寺のものには落款などは一切ないにもかかわらず、宗達の代表作とされ国宝に指定されているのですが、こちらには宗達工房の商標であったと言われている「伊年(いねん)」印があります。
宗達は「法橋(ほっきょう)」という地位についてからは、「法橋宗達」あるいは「宗達法橋」の署名と「対青軒」の印を用いることが多かったので、これは法橋になる以前の作品、もしくは宗達の作品というよりは宗達工房の作品ではないかと想像します。
いずれ専門家の先生が分析してくださるでしょうから、それを楽しみにいたしましょう。

他にも、「RIMPA展」に出品されていたものとは別のかわいい「犬図」や鹿や鳥などの生き物をを描いた水墨画なども多数ありました。
それから、明治にドイツに流出し、現在ベルリン東洋美術館蔵となっている、宗達が下絵を描き、本阿弥光悦が「新古今和歌集」の和歌を描いた最高傑作のひとつと言われる「四季草花下絵和歌色紙帖」が、全36枚中の後半18枚でしたが、展示されていました。
が、保存状態がよくない時期があったのか、宗達の下絵はかなり傷んでいました(;_;)
五島美術館蔵の「四季草花下絵新古今集和歌色紙帖」(名前長っ)の方が断然キレイだなぁというのが率直な感想でした。

しかし、宗達の絵や宗達工房の作品は、仕舞い込んで大切に保管するもの、めったに一般人の目に触れない高尚な芸術作品というよりは、日用品的に見たり飾ったりして楽しむものであったと私は思っているので、宗達さんは自分の絵がボロボロになっていても案外それを喜んでいるのではないかと思いました。

写真は、会場で購入したポストカードを取り込みました。

日本の美 琳派展 2004
会期:2004年10月5日(火)〜17日(日)
会場:日本橋三越本店7F
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/rimpa/
posted by 六条 at 21:02| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月28日

RIMPA(琳派)展

東京国立近代美術館で開催中の「RIMPA展」に行ってきました。
今日は、後期の展示を見るために行ったのですが、平日にもかかわらずすごい人(汗)
会期がもうすぐ終了するってのもあるんでしょうけど、琳派は人気ありますね〜。
前期の展示を見に行ったときは、わりと空いていたんですけどねぇ。

今日の一番の目的は、京都の醍醐寺が所蔵している宗達の「舞楽図屏風」(写真)。
醍醐寺まで行かなきゃ見られないかなぁと思っていたんですが、今回出展されるってことで、もう絶対見なきゃ〜でした。
だって、醍醐寺の霊宝館って、期間限定でしか開館しないんですよね。

「舞楽図屏風」は、なんとも不思議な感覚を覚える作品でした。
本や写真では、踊りを踊っている人たちが、金色の空間に浮いているように見えるんですが、実物を見たら、ちゃんと地面で踊っているように見えました。
でも、妙に広い空間が、うまく言えないんですが、ちょっとキモチワルイ。
微妙にバランスが崩れている(崩している?)ようで、目が離せない…そんな感じかな。
でもそれが逆に“絶妙な配置”なのかもしれません。

他にも今まで見る機会のなかった宗達作品をいくつか見ることができて、前期展示のときと同じように、ゴッキゲンな気分です♪
(写真は、「舞楽図屏風」のポストカードを取り込みました。)
bugakuzu

10月には日本橋三越本店で「日本の美 『琳派』 2004展」が開催されるので、これまた行かなくちゃ〜です。
posted by 六条 at 20:21| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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